トラックの図書館

世の中が便利になるとガソリンスタンドが減っていく/逆にセルフスタンドは増加していく傾向に!

   

世の中が便利になると
ガソリンスタンドが減っていく
/逆にセルフスタンドは増加していく傾向に!

ガソリンスタンド

経済省の軽油所の集計結果を発表しました。
年々減少傾向にあるガソリンスタンドは
今年も1000所単位で減少していますが、
その背景には世の中が便利になればなるだけ…

スポンサードリンク
 


 


 


 


 


 


スポンサードリンク

ガソリンスタンド
サービスステーションの現状

現状の給油所の数は1177所の減少となり、
全体では32,333所となっています。

給油所は1994年に
右肩下がりに減少を続けていて
当時は60,421所あったところが
半分近くまで減ってしまいました。

また「危険物規制に関する規則」という
規制の改正が2011年6月に執行された影響で

「2013年1月末までに
古い地下タンクの改修してくださいねー!
じゃないと消防法に基づいた許可の
取り消し処分をしますよー」

とお達しがありました。

実はガソリンスタンドには
地下にタンクがあるんですね!

ガソリンスタンド減少
腐食等の原因で燃料が漏れたら困るから
しっかり修理してということなんですが、

その期間に間に合わず、
営業の継続していくことを断念した、
もしくは許可の取り消し処分を受けるなどで
減少のきっかけになりました。

タンクの改修はかなりお金がかかり、
大がかりで大変です。

タンクの改修にかかる費用は数百万円もし、
全国石油商業組合関連会全石連)によると、
当時は、

経営基盤の弱い店舗は1店数百万円にも上る
対策費を捻出できずやむなく
廃業する可能性が大きく、
店舗数の減少が加速する見通しだ。
12年度中に閉店するGSは
2,000店を突破するとみられる。

とも言われてました。

 

その他 減少の原因

仕入れ価格(燃料)の上昇による収益悪化

地球温暖化による対策の一環としての
増税による収益の悪化

経営サイドの高齢化が原因の休業や解散

などなど…

こういった原因が挙げられ、
あえて廃業したり、
経営困難な状態になったり
というのが現状です。

ただ、上記の要因がなくても
時代の移り変わりとともに、
ガソリンスタンドは社会が発達するとともに
減少していたと言われています。
……

世の中が便利になると
ガソリンスタンドが潰れる?

UP DOWN

◆自動車技術の上昇

2000年代に入ると世の中は
どんどん変化して便利になっていき、
自動車の技術力が上がります。

家計に優しい自動車とは
燃費」を意味するわけですが、
この「燃費」が上がると、
そもそも燃料の補給回数が減りますね。

また、
ディーゼル(軽油)やガソリン以外の
燃料も増えてきました。
電気水素天然ガス(LPG)など

なので こうなると
必然的にスタンドは売り上げが減ります。
自動車保持者からすると嬉しいんですけどね。

◆商業施設の増加

日本はどんどん新しくなり、
いろいろな種類の商業施設が
たくさん建っていきました。

例えば、
映画館が増えたり、コンビニが増えたり、
行きたいところが身近にできます。

こうなるとクルマを使う回数は変わらなくても
近場でなんでも用が済んでしまうんですね。
走行距離が減るということになります。

走行距離が減る
自動車の燃料消費は少なくなります

これもガソリンスタンド減少の
原因の一つです。


◆交通網の発達

交通網が発達していき、
バスや電車が増えていきました。

電車が増えれば駅も増えるので、
必然的に自動車を使わなくても
行ける場所が増えていきます。

高速道路を使うよりコストが安くいけたり、
渋滞に巻き込まれず正確な時間に
目的地に到着することが可能です。

自動車を持つことで ローンや駐車場、
保険などに費やすコストも増え、
今では「若者のクルマ離れ」とか
よく聞くワードですね。

 

一方、
セルフスタンドは増加傾向に

セルフスタンド

スタッフが燃料の補給から
全てをサポートしてくれるのが主ですが、
最近よく見かけるのが
セルフスタンド」ですね!

1998年4月に消防法が改正され
顧客に自ら給油等をさせる給油取扱所】の
運用をしても良いということになり、
対応するスタッフを入れないで給油させる
「セルフスタンド」が増加傾向です。

1998年当初は、0.2%の普及率でしたが、
いまでは給油所全体の約30%程度は
セルフサービスになってきました。

ガソリンスタンドを経営する側は
対応するスタッフを確保せず、
人件費を浮かせながら営業をできますし、

顧客側もその分、
燃料を安く購入できるので
両方の立場でメリットが大きかったんですね!

また、現代病っぽい気もしますが
スタッフと喋らないのが良いという
声もあります。

この流れは続くと思われ…

これらが原因で燃料の需要が減り、
ガソリンスタンドは減少を続けています。

今後もこの減少傾向は続き、
セルフスタンドは相変わらず
増えていくと思われます。

ディーゼル(軽油)やガソリンで
走行する自動車以外にも
電気や水素を燃料として
走行する自動車が増えてきているので、
そういった燃料ステーション設備を増設し、
時代にあったガソリンスタンドが
残っていきそうですね。

 


以上、ご参考になれば幸いです。

 - トピックス, 専門用語