DUONIC(デュオニック)とは?わかりやすく/デュアルクラッチトランスミッション
2017/01/13
DUONIC(デュオニック)とは?
/デュアルクラッチトランスミッション
三菱ふそうが世界で初めて開発・発表をした
トラックやバスなどの商業車に搭載する
システムのことですが、
その機能や特徴は…
DUONIC(デュオニック)とは?
その特徴は?
三菱ふそうが世界で初めて開発・発表をした
トラックやバスなどの商業車に搭載する
デュアルクラッチトランスミッション
(DCT)を示します。
わかりやすく端的に言いますと
セミオートマチックトランスミッション
(セミAT・セミオートマ)のような機能です。
※セミオートマについてはこちら
クラッチのギアの構造が偶数段と奇数段に
それぞれ分かれており、
常に前後のギアに待機していて
瞬間的に変速ができるシステムです。
また、擬似的ではあるが
クリープ現象も採用されているので、
ほとんどAT車と変わらない感覚で
運転することができます。
(AT車に乗ったときの感覚が
あまり変化のないよう設計されています。)
変速操作およびクラッチ操作は
コンピュータ制御によって行われます。
DUONIC(デュオニック)
DCTのメリットは?
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クラッチの切り替えが瞬間的に行える
DUONICのメリットは、
変速にかかる時間が非常に短いため、
変速時にかかる揺れやショックが極めて小さく
運転者にかかる負担が軽減できます。
自動制御に切り替わったことにより
人間が運転するよりも、
環境面や燃費の面で従来のトラックより
改善されています。
また、運転免許が
AT限定でも走行可能になりますので
積載量が2tクラス以下の小型トラックは、
AT限定の普通自動車免許で気軽に運転することが
できるようになりました。
DUONIC(デュオニック)
DCTのデメリットは?
従来のMT車(マニュアル車)と比べると
制御システム(アクチュエーター)による
作業用油圧ポンプによる駆動ロスなどで
伝達効率がほんのわずかではあるが低下する。
また、ドライバー個人の操作や技量による
癖や慣れによっては
運転しにくいかもしれません。
逆に言うと、そういったことに作用されず
無駄な燃料ロスをしないので
誰でも燃費が良い状態で運転できます。
従来のオートマチック(AT)の
代替システムとしては、
非常に優秀なシステムと言えます。
以上、ご参考になれば幸いです。
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