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ふそう/2017年版-最新モデルの「キャンター」発表/2機種追加と排ガス規制適合でさらに細かなニーズに対応しました。

   

【三菱ふそうトラック・バス】
/最新の「キャンター」2017年モデルを発表
/2機種追加と排ガス規制適合で
さらに細かなニーズに対応しました。

2017年版 キャンター

2017年6月29日から販売開始となった
最新モデルの「キャンター」に加え、
さらに「キャンターEX」に2機種
追加されことが三菱ふそうから発表されました。

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改良された新エンジン

2017年モデルは、準中型免許にも対応した
車両総重量7.5t超」の車両に対して
改良型エンジン【 4P10 (T6) 】を搭載しました。

これにより、平成28年排出ガス規制に適合しました。

4P10 6T エンジン(キャンター)※三菱ふそうトラック・バス(株)参照
※写真はイメージとなります。

4P10(T6)エンジン/スペック

129kW (175PS)
最大トルク:430N・m (43.8kgf/m)
……………../1,600~2,860rpm (ネット)
総排気量:2.998リットル

※ネットとはエンジンを車両に搭載したのと
ほぼ同じ状態で測定した数値です。

フラットで安定したトルクが特性により、
発進~加速、高速時にいたるまで、
粘りのあるパワフルな走りを実現しています。

キャンターの「4P10エンジン」のタイプ
(T1/T2 /T4/T6)の中では
最もトルク・パワーがあるエンジンになります。

 

新たに追加された
「キャンターEX」の2機種

キャンターEX

キャンターEX】は、
もともとキャンターの上位機種として、
積載量、車両総重量、パワーなどが
中型車並みに底上げされたキャンターです。

そんな「キャンターEX」のラインナップに、
従来の「K尺車 (4750mm)」に、
ホイールベース違いの下記の2機種

◆G尺車(3,850mm)
◆H尺車(4,300mm)

が追加で設定されました!

これにより、架装の充実性が向上され、
バリエーションが広がりますので、
ユーザーの用途に合わせて選べるようになりました!

※ホイールベースの長さを表す
K尺車、M尺車、P尺車など呼称がありますが、
統一の基準や正式な規格などが
定められているわけではありません。

準中型に対応した【7.5t車向け】
ラインナップが続々と!

三菱ふそうでは 準中型免許向けに
「7.5t車」として細かなニーズにも
対応できるよう機種を追加しています。

2017年に新設された準中型免許の規定では
車両総重量:3.5t以上/7.5t未満
最大積載量:2t以上/4.5t以下
と定められているため、

準中型比較表

その対策で 2016年12月から
2017年7月現在にかけて7.5t車を
26機種も追加設定を行ってきました!

よりユーザーに対して細やかなニーズにも
対応できるよう体制を整えられています。

※準中型免許についてはこちら
普通免許でもうトラックは乗れない!/免許の新制度との比較/2017年3月11日までに普通免許を取ったか取ってないかで変わります!

新モデルの車体価格は?

下記に関しては、
主な仕様として価格のモデルケースとなり、
東京地区販売価格となります。

型式:2RG-FEC90K73S008
・アイドリングストップ&スタート機能
・平ボデー
・6速Duonic 2.0
・4P10(T6)改良型エンジン

新車価格:¥6,075,000-(税込み)

もちろん架装によって変わってきます。

三菱ふそうは、
中型車「ファイター」と
大型車「スーパーグレート」も
フルモデルチェンジしたばかりなので、

今回のキャンター新モデルの登場で
ほぼ全てのトラックのラインナップが
新しくなったことになります。

準中型車の影響で小型トラックが
販売しづらくなる環境の中、
いろいろな工夫で企業努力がすごいですね!

長くキャンターを乗っているユーザーは、
これを期に乗り換えてみてはいかかでしょうか!?

ーーーーー

以上、

参考になれば幸いです。

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