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【ダイムラー(ベンツ)】トラックの外車/三菱ふそうとの関係は?ベンツを生産する会社のトラックは価格は高いの?

   

海外トラックのメーカー
ダイムラー(ベンツ)】のトラックの魅力!
子会社になった三菱ふそうとの関係は?
やっぱりベンツを生産する会社が
取り扱うトラックはやっぱり高いの?

ベンツ ロゴ

見かけることの少ない、
ベンツと同じロゴの入ったトラックが
ごく稀に日本で走っています!
国産車トラックばかりが目立っていますが
今回はそんなベンツのトラックについて…

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海外のトラックメーカー
「ベンツ(ダイムラー)」について

日本ではほとんど見かけることはないですが、
ベンツのエンブレムがついた
トラックが稀に日本でも走っています!

ベンツ(ダイムラー)のトレーラーヘッド

ベンツのトラックを生産している
ドイツの会社「ダイムラー」は歴史が長く、
ダイムラーの乗用車部門に
メルセデス・ベンツ」や「スマート」といった
ブランドがあります。

かつてはこの乗用車部門で
クライスラー」も販売していました。
※今はクライスラー部門を売却し無くなった。

そんなダイムラーに
ダイムラートラックス】として
トラック専門の部門があり、
世界的にトラックの販売する会社では
最大手の会社になっています。

ダイムラートラックスの中の
三菱ふそうトラック・バス」も
ブランドの一つとして傘下になっています。

他にもいくつかの子会社が集合し、
世界規模ではトラックの販売に関して
最大手になったわけですね。

2015年には
ダイムラートラックスの販売台数が
年間で50万台を突破し、
いすゞ自動車」とトラック販売台数の
世界一を毎年競っています。
(※3位の会社の年間販売台数は20万台弱)

…………….

三菱ふそうトラック・バス
との関係性

提携(握手)

ダイムラー社のトラック部門の
ひとつのブランドとして三菱ふそうが
傘下に おさまっています。

これにより 三菱ふそうは
国内のトラックメーカーの中では
海外販売の割合が多くなっています。

三菱ふそうトラック・バスの株式は
約89%がダイムラーが保有していて、
経営権はほぼダイムラーにあります。

なので、2005年には
環境規制に対応するため開発していた
エンジンの製造を中止させられ
独自開発を完全撤退しなければ
ならなくなったりと いろいろありました。

ですが、統合当初から掲げていた
グローバルレベルでの統合」は
販売台数が示すとおり、
世界で1位2位を争うほど大きく
成長しているので叶っていると言えますね!

……….

日本における
ダイムラーの立ち位置/

ダイムラーのトラックを日本で
見かけない理由

2006年までは、
日本のトラック市場でもダイムラー(ベンツ)の
トラックが販売されていましたが、
現在のトラック部門は完全に撤退しました。

これは三菱ふそうトラック・バスが
ダイムラーの傘下になったことが
大きく関わっています。

三菱ふそうが傘下になったことで
三菱ふそう自身がアジア圏の売上を
担う立ち位置になったからと言われています。

ダイムラーのグループ全体で見たときに
売上や利益を上げることを考えれば、
わざわざドイツなどの遠い工場から
ダイムラーのトラックを輸入しなくても
三菱ふそうで売上を上げた方が効率的ですね。

輸入や輸出の手間も省けて、
すでに出来上がった日本の市場に
膨大な広告費をかけて宣伝して販売しなくても
三菱ふそうのトラックが売れれば
売上も上がります。

なので現在はほとんど
ベンツのエンブレムが入ったトラックは
見かけることがないんですね。

現在は、中古車でも
販売しているところは少なく、
レア度の高さから「積極的に買取中!」
とか掲げている業者さんもいるぐらいです。


ベンツのトラックは高い?

結論から言うと新車価格でも
標準のものであれば
国産と同等かそれより安いです。

アクトロスという名前の
ダイムラーのトラックは
標準のカーゴ仕様で総サスペンションの
大型車の新車価格は【1,404万円
(型式:2535LNR25M)

考え方によっては国産トラックより
大型車なら安い場合があります。

ただ、2006年以前のモデルなので
現在は中古車以外は日本で
販売されていないことを考慮するとしても、

輸入などの手数料や業者間の手間賃が
ふつうより上乗せされると考えますと
若干高いかなぐらいにはなるかと思われます。

daimura-

※当時のアクトラス

外車のトラックは
高さ規制が日本みたいにあるわけではないので
かなり大きく造られています。

これを日本に持っていこうとすると
高さ規制に引っかかってしまう
恐れがありますので気つきましょう。

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以上、ご参考になれば幸いです。

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 - ダイムラー(ベンツ), ディーラー別