通常のトラックと比べて小さい1.5tトラックはどんなメリットがあるの?
2016/05/16
通常のトラックと比較して
サイズが少し小さい1.5tトラックには
どんなメリットがあるの?
普通のトラックより小さめにできている
1.5tトラック。
最近どこのディーラーも取り扱っているので
比較的需要があるということですが、
どんなメリットがあるのかというと。。。
目次
1.5tトラックの特徴
やはり一番はサイズ感ですね!
1.5tという積載量になると
必然的に通常のトラックより小さくなります。
車種でいうとボクシィとかエスティマなどと
同じぐらいの大きさなので
乗用車に乗って運転する感覚で走行できます。
画像はこちら (ボクシィ)
画像はこちら (エスティマ)
なので免許も普通免許対応となっています。
もちろんトランスミッションなど
ギアの変速関係は 従来通り、
マニュアルやセミオートマを選べます。
(現代はセミオートマ多いかもしれません)
※セミオートマについてはこちら
セミオートマの方はAT限定免許でも
運転可能です。
1.5tトラックにするメリット
.
■小回りが利く
(運転がしやすい)
小さいので入り組んだ道路や脇道も通れる
小回りの利くフットワーク性があります。
商店街への輸送や
入り組んだ住宅街への配送業務などで
かなり役立ちます。
■駐車場に気を使わない
サイズが大きいトラックは
使用することができない駐車場がありますが、
乗用車と大差ないサイズ感なので
その辺のコインパーキングなども
気を使わず停めることが可能です。
意外とこの点は大きい魅力だったりします。
■手で持てる範囲の荷物の
積み込み・積み降ろしはラク
トラックは大きければ大きい程、
地上から荷台までの高さが
高くなる傾向にあるので、
1.5tトラックはトラックの中でも
地面から荷台の距離が一番近いです。
そのため、手で運ぶ範囲の荷物の
積み込み・積み降ろしはラクになります。
■購入金額が安い
積載量よりフットワーク重視のためか
積載量が大きいトラックより
新車も中古もコストが安い場合が多いです。
■税金が安い
車両総重量によって金額が異なる重量税は
当然 1.5tトラックは安くなります。
具体的には 1.5tトラックが
3.5t~4tの車両総重量となりますので、
4t未満の区分とされ、
4t以上での区分との金額に
差があるので安いです。
※架装により車両総重量が上がる場合もあります。
1.5tトラックのデメリットは?
■積載量が少ない
これに限ります。
単純に考えて3t 積み込めるトラックが
一往復で済む業務案件があったとしたら
その倍を往復しないといけないので、
作業効率が圧倒的に違います。
ただこれも用途によってです。
そもそも 1.5tのトラックを選ばれる場合は、
遠い距離を運送しないことがほとんどなので
あまりデメリットではないかもしれません。
購入する際の比較対象は
積載量が1tトラックか2tトラックか
になるでしょう。
荷物のスペース的にも
積載量1.5tのトラックに
荷物を90% 積み込むより、
積載量2tのトラックに60%の
荷物を積み込む方が心持ちラクに感じますので
人にもよりますが、
精神衛生的には2tの方がラクかもしれません。
【結論】
積載量を捨てて
得られるメリットは大きい
積載量以外のデメリットが見当たらないので
あまり大きい荷物を運ばないのであれば
得られるメリットはかなり大きいです。
(逆に積載量が少しでもオーバーするなら
2t車をオススメします。)
ちなみに
1.5tトラックがある車種は
■いすゞ/エルフ
※エルフについてはこちら
■トヨタ/ダイナ、トヨエース(デュトロ)
日野が販売する「デュトロ」の
OEM車供給されてトヨタが販売している
「ダイナ」と「トヨエース」は
日野ではなくトヨタ限定で1.5t車が
販売されています。
※ダイナ・トヨエースについてはこちら
※デュトロについてはこちら
■三菱ふそう/キャンター
※キャンターについてはこちら
■マツダ/タイタン
タイタンは「いすゞ」の「エルフ」の
OEM車となっております。
※タイタンについてはこちら
■UDトラックス/カゼット
画像はこちら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上、
参考になれば幸いです。