車両運搬車(キャリアカー)の特徴や必要免許・資格は?
2016/12/09
車両運搬車(キャリアカー)の
特徴や必要免許・資格は?
車両運搬車はいろいろな種類があり、
乗せれる車両の数によっても
「キャリアカー」と言ったり名前があります。
そんな車両運搬車の特徴とは
車両運搬車(キャリアカー)の特徴
車両運搬車はその名の通り、
車を運ぶ車のことを示します。
人間で言う人力車的な立ち位置かもしれません。
工場で製造した新車や海外への輸出運搬、
中古車のオークション会場への搬送など、
走行距離が伸びてしまうと困るところに
使われたりします。
実際には 公道で自走できない、
もしくは走行させたくない車両を
運ぶ目的が多いです。
なので車検切れの車両を
運搬することもあります。
またバイクなどの二輪車も乗せることが可能です。
大きさは用途ごとにいろいろあり、
種類も変わります。
車両運搬車(キャリアカー)の種類
●ローダー
積載台数が1台の車両運搬車です。
(画像はこちら)
トランポとも言われています。
●単車
積載台数が2~5台の車両運搬車です。
(画像はこちら)
バイクの方の単車と同じですね。
●トレーラータイプ
積載台数が最大6台までの大型車両運搬車です。
この車両運搬車は道路法により、
自動車運搬専用のトレーラーは
全長19メートルまでと限定されており、
積載台数は6台までと定められています。
ただし、構造改革特別区域を申請した
岩手県、宮城県、静岡県、愛知県、福岡県に
限っては 2010年11月30日より、
完成自動車工場から積荷港までのルートでの
積載台数8台・全長21メートルまでと
トレーラーの大きさが改定されました。
(画像はこちら)
構造改革特区における油槽効率は3割程度
向上されるとされ、さらに環境配慮にも
貢献していると言われています。
車両運搬車(キャリアカー)の必要免許や資格は?
上記のような種類でも必要免許が変わります。
重量5t未満、積載量3t未満、定員10名以下
→普通免許重量5~11t、積載量3~6.5t、定員11~29名
→中型免許重量11t以上、積載量6.5t以上、定員30名以上
→大型免許
ローダーは普通免許で運転できますが、
単車になると大型免許が必要になります。
トレーラーになると大型免許に加えて
更にけん引免許も必要になります。
けん引免許の試験内容は
実質学科なしの12時間の
技術講習を受けなければなりません。
また、視力検査が厳しくなり
両目で0.8以上ないと落とされますので
コンタクトか眼鏡は使用している運転手は
必ず持ち歩くようにしてくださいね!!
以上、ご参考になれば幸いです。
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