トラックの図書館

ウイング車(ウイングボディ車)の特徴<4t・10t,画像も

      2016/06/02

ウイング車(ウイングボディ車)特徴<4t・10t,画像も

ウイング車

走行中の見た目は
アルミバンと似ておりますが、
荷上げや荷下ろしの際の扉の開閉の仕方が
鳥のような姿になります!
そのウイング車の特徴は。。。

スポンサードリンク
 


 


 


 


 


 




スポンサードリンク

ウイング車(ウイングボディ車)の特徴

少しご案内しましたが、
やはり大きな特徴は扉の開閉の仕方にあります。

箱型の荷台の側面が開き
その姿が鳥の翼を広げたようなイメージに
なるため「ウイング車」と呼ばれています。

他にも「ガルウイング車」「側面開閉車」と
呼ばれたりもします。

ほとんどウイング車の箱型の荷台が
アルミ製で造られているため、
アルミウイング車」とも言われます。

扉が閉まっている状態では
見た目がアルミバンと変わりません。
(ウイング車の画像はこちら

なぜわざわざ側面が開くのかと言うと、
通常のアルミバンだと
荷台の後方しか開かないので
荷台の奥まで積み込むのに作業効率が悪い
荷台の奥にある荷物を取り出すのに手間
と言ったドライバーの作業面での
手間や効率を考慮されたトラックです。

平ボディ+アルミバン=ウイング車
といったところになりますので、
アルミバンより金額は高いですが
かゆいところに手が届くような
作業しやすいトラックになります!

ウイング車の荷台の開閉は
油圧、または電動モーターにより開閉します。
油圧装置やモーターを積む分、
アルミバンより最大積載量が少ないです。

ウイング車 扉開いたVer

反面、女性ドライバーも
荷台の扉の開閉は簡単に行えます。

小型のウイング車には
手動で扉の開閉を行うものもあります。

 

アルミバンの種類

2t車や4t車をはじめ、10t車などの大型まで
バリエーション豊富に種類があります。
長距離輸送で使われることが多いので
輸送コストを減らすため、
5t以上のウイング車を使用するのが
一般的だそうです。

またエアサス付のウイング車もございます。
エアサスペンション
エアサスが付いていると
運転時の振動の振れ幅が少なくなり、
荷物の安定感が増し、
荷崩れの起きにくくなります。
また乗り心地も快適です!

またパワーゲート付といった
リフトがついているタイプのものもあります。
(画像はこちら

オプション的なものになりますので
どちらもあれば便利ですね!

ウイング車の免許

重量5~11t、積載量3~6.5t、定員11~29名
→中型免許

重量11t以上、積載量6.5t以上、定員30名以上
→大型免許

となっています。

2t~4tのタイプはそもそも
荷台の箱が大型ほど大きくないので
側面の扉が開かなくても
荷台の奥まで荷物を積み込むことは
そこまで手間ではないです。

なので5t以上のウイング車を使用することが
一般的になっている要因でしょう。

4t車については
中型免許が存在しなかった
2007年6月1日までに
普通免許を取得していれば
その普通免許で車両総重量が
8tまでは運転できますので、
中型免許がなくても4t車も運転できます。

なのでこれからの若い世代は
トラックドライバーになるのであれば
中型免許以上は必須だと考えてくださいね!

 - ウイング車, バン(箱型), 車種別