給水車の特徴や必要な免許・資格は?画像も
2016/12/26
給水車の特徴や必要免許・資格は?
これまたタンクローリーに
似た見た目になるのが給水車です!
あまり目にすることはないかもですが、
大事な場面で重要な役割を果たすトラックです!
その特徴は・・・
給水車の特徴
給水車は主に飲料水や生活用水などの
水を供給する役割を持ったトラックです。
水は私たちが生活する上で
欠かすことのできないものです。
大地震や天災などの災害時に
ライフラインが停止し、
水の供給が滞ってしまう場面があります。
このような場面では広域で何日も
断水してしまうと考えられますが、
その危機的な状況を打破するのが、
この給水車です!
荷台のタンクに綺麗な水を入れて運び
必要に応じて水を取り出すバルブ(蛇口)が
いくつか取り付けられていて、
そこから人々が給水を行えます。
災害時に水を求める人はたくさんいます。
全国には災害時の給水スポットが
必ず用意されていますので、
その給水スポットから離れた場所で非難している
人々のところへ給水車がやってきます。
人間が1日に必要な水分量は、
体重1kgに対して
乳児:120~150ml
幼児:90~100ml
学童:60~80ml
成人:40~50ml
と言われております。
体重50kgの人は約2.5リットルほど必要で、
家族4人で10リットル必要とされています。
給水車は特殊用途自動車(8ナンバー)に
区分され、現在では自衛隊や消防のほかに
機動隊なども所持しているそうです。
特に日本は地震が起きやすい国なので、
常に災害時の対応策を考えられ、
給水車の活躍は期待されているようです。
給水車の必要免許や資格
タンクローリーと外観は似ていますが、
運搬する積載物が水なので、
通常のトラックの免許と同じです。
重量5t未満、積載量3t未満、定員10名以下
→普通免許重量5~11t、積載量3~6.5t、定員11~29名
→中型免許重量11t以上、積載量6.5t以上、定員30名以上
→大型免許
給水車を運転すること自体は、
トラックの運転と変わらず、
それ以外の特別な資格は必要ありません。
意外と種類のある給水車
トラックの積載t数以外に種類があり、
給水車が運搬する水がどのようなものかで
タンクの構造が材質が変わります。
例えば、
飲料用の水であれば清潔に保つにための
衛生面に配慮した構造のタンクにしなければなりません。
逆に言えば、
工業用や消防のために散水するような水は、
衛生面を保つ構造のタンクではなくなります。
…
温泉を運ぶような給水車に関しては
(タンクローリーに該当する場合もあります。)
温泉水に含まれる硫黄などの成分が
タンクを寿命を短くする原因になります。
その対策がとられた
腐食に強い材質のステンレスなどが使用された
タンクになっている場合もあります。
以上、
ご参考になれば幸いです。
…
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