【高圧ガス移動監視者】講習内容や難易度･合格率は／タンクローリーの求人には有利！
2016/06/02
【高圧ガス移動監視者】
講習内容や難易度･合格率は？
タンクローリーの求人には有利！
トラックのタンクローリーで
高圧ガスなどを運ぶ求人に有利になる
「高圧ガス移動監視者」の資格。
その試験内容や合格基準は…
目次
高圧ガス移動監視者とは…
高圧ガス移動監視者とは
一定以上の高圧ガスをタンクローリーや
トラックなどの車両で運搬する際、
高圧ガスの責任者として
輸送の監視を行う役割りがあります。
万が一、
高圧ガス輸送車で
事故が起きた場合は大惨事になりかねません。
なので、高圧ガスについての専門知識や
措置方法を熟知している高圧ガス移動監視者が、
高圧ガスを輸送する際に同乗することが
義務付けられています。
危険のともなう高圧ガスを慎重に取り扱い、
安全に輸送できるようサポートをするので
LPG車などの高圧ガス運搬する会社の求人には
資格があれば非常は有利になります。
※LPG車については→こちら
※タンクローリーについては→こちら
高圧ガス移動監視者の
同乗が必要な
高圧ガスの種類と数量の範囲
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▼圧縮ガス
・容積３００m³以上の可燃性ガスの輸送時
・容積１００m³以上の毒性ガスの輸送時
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▼液化ガス
・質量 3,000kg以上の可燃性ガスの輸送時
・質量 1,000kg以上の毒性ガスの輸送時
・圧縮水素スタンドの液化水素貯槽に
充填する液化水素の輸送時
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▼特殊高圧ガス
・アルシン、ジシラン、ジボラン、
セレン化水素、ホスフィン、
モノゲルマン、モノシランなどの移動には
数量の多少に関係なく輸送時に必要
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※上記３種類のガスの移動方法が
「トラックによる容器のバラ積み」や
「タンクローリー」のいずれの場合でも必要です。
※高圧ガス保安協会 参照
高圧ガス移動監視者の
資格の種類
輸送するガスの内容によって
２種類に分類されます。
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▼高圧ガス移動監視者
全ての高圧ガスを監視できます。
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▼高圧ガス移動監視者
（液化石油ガス）
液化石油ガスのみ監視できます。
LPガスやプロパンなどですね。
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これら２種類で
監視できるガスも異なりますが、
試験内容が少し難しくなるぐらいで
監視できるガスの種類が
全部か一部かになるのであれば
わざわざ液化石油ガスに限定することも
ないと思います。
講習内容
ただ試験を受ければ良い
というわけではなく、
２日間の講習があります。
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▼高圧ガス移動監視者
高圧ガスに関わる移動に必要な
学識と保安管理技術（１１時間 ）
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▼高圧ガス移動監視者
（液化石油ガス）
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液化石油ガスに関わる移動に必要な
学識と保安管理技術（１１時間 ）
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▼共通
法令について（３時間 ）
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これらの講習が終わると検定試験となります。
テストですね。
これに合格すれば晴れて
高圧ガス移動管理者として認められます。
合格率から見た難易度
正確な合格率は判明しませんでしたが、
８０％～９０％の合格率となります。
なので、難易度としては
かなり優しい資格になります。
よほど講習をさぼったりしなければ
基本的には受かるようです。
講習中の「ここは重要です」
「チェックしておいてください」等の
声がかかったら 覚えておくべき箇所なので
注意してください。
試験期間
年に４回程度、講習の機会があります。
１度落ちたら次に受けるのに
３ヶ月後になってしまいます。
講習を受けられる場所も
全国で１０箇所程度しかありませんので
募集定員数にも注意しながら
資格が必要になった場合は
早めに確認することをオススメいたします。
地域によっては年４回も
試験を行えないことが多いのも現状です。
一発で合格できるよう頑張りましょう！
試験の申込み方法
地域により申込みの手順が
異なる場合があります。
また、申込み期間が設定されいる場合もあり、
それを逃すと受験できなくなることもあるので
充分気をつけてくださ。
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以上、参考になれば幸いです。