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乗っている車・トラックがリコールになったときに初めにするべき事

      2019/03/31

乗っている車・トラックがリコールになったときに初めにするべき事
リコールに有効期限はあるの?中古車でも無償で対応してくれる?

リコール

よくニュースやネット記事で
「大手ディーラーから大量リコールが発生」
「リコール台数◯万台!」
といった感じで良く飛び交うけど、
実際に車・トラックのリコール該当車を
保有していた経験がない人は多いんじゃないでしょうか?

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リコールとは

国土交通省では下記のように示しています。

リコール3

リコール制度とは、設計・製造過程に問題があったために、自動車メーカーが自らの判断により、国土交通大臣に事前届出を行った上で回収・修理を行い、事故・トラブルを未然に防止する制度です。

ユーザー側の事故などのトラブルではなく、
メーカー側の問題で、自動車に不具合の生じる恐れの
ある場合、各メーカー側で責任を取り、
トラブルにならないようにすることなので、
人の命に関わる分、大々的に報じられるのですね。

また、車体に注目されがちですが、
チャイルドシートやタイヤなども対象になるので、
そのことも頭の片隅に入れて忘れないでください。

自動車にリコールはつきもの

そもそも自動車にリコールはつきものです。

そりゃあ
リコールがないに越したことはありませんが
基本的に年に数回はメーカー各社からリコールが出ます。

自動車でもトラックでも、乗用車を構成する
パーツは数万もの部品から造られています。

これを数回単位で済ませられるのは
とてもすごいことと言え、
海外では リコールは事前に知らせてくれて
むしろいいことだと思われている地域があるぐらいです。

日本ではあまり浸透していないですけどね
(;^ω^)

もしリコールの通知がきたら…

リコール4_
■新車で購入した場合

まずは購入したディーラーに連絡してみましょう。

「リコールの通知がきたのですが…」と
話していただければ基本的にはスムーズに
案内していただけるはずです。

電話して指定された場所に
(主に購入先が多いですが)
車を持っていき修理および部品交換などを
無償で行ってくれます。

その際は車検証などの書類を忘れないよう
持って行ってください。

電話で聞かれる場合もありますが、
型式や車番などの情報から、
データを照らし合わせる場合があります。

■中古車で購入した場合

中古車として購入した車やトラックの場合は、
その車を取り扱っているお近くの正規ディーラーや
系列店に電話で問い合わせしましょう。

それが一番スムーズに案内されると思われます。

中古車を購入した販売店でも
リコールを対応している場合もあります。

■購入店が遠方の場合は…

引っ越しをして購入店が県外で…
と、意外と質問が多かったのがこの場合です。

これも所有している車やトラックの
取り扱いディーラーや系列店に問い合わせをしてみてください。

もちろん無償で問題なく行ってくれます。

リコールはメーカーの責任になりますので、
万が一、命に関わる事故やトラブルに
発展した場合を想定すると、
大企業として放置はしないはずです。

それより引っ越ししたことによる、
リコール通知が届かない方が
結果的に危険になりますので、
住所変更手続きはきちんと済ませましょう。

リコールに有効期限はあるの?

・リコールの届けが来てたのに気付かなかった
・通知は来てたけど乗らなかったから放置してた
・問題なく走っているので大丈夫かと思っていた

などなど、いろいろ事情はありますが、
リコールに有効期限はありません。

基本的にはリコールが出た場合の
不具合対象車を全て修理するまでは、
永続的に期間を設けます。

ただ、リコールの内容によっては、
命に関わる可能性がある不具合内容となるので、
できるかぎり早めに修理してください。

通知が来てないけど、
もしかしたらリコール対象車かも…

リコールかどうか調べる方法

国土交通省のHPから
「自動車のリコール・不具合情報」の
ページから確認することができます。

そのページの下記2つ
■リコール情報検索
■リコール届出情報一覧
から探すのが調べやすいと思います。

リコール情報検索

1993年4月15日以降に届け出が提出された
リコール情報を確認することができます。

国産車や輸入車(外車)など
関係なく調べることができるので、
困ったらこのページをみれば間違いなく
調べることができるページと言えます。

調べたい自動車があるときは
車検証に記載のある
車体番号」「シリアル番号」のどちらか、
もしくは両方が必要になりますので、
確認してみてください。
※主に輸入車(外車)の場合は、
シリアル番号が必要になることがあります。

また、最新の情報については、
国土交通省でHPに
反映されていない場合もあるため、
直接国土交通省に問い合わせるか、
最寄りの運輸支局、運輸局等、
もしくは販売店に確認してみてください。

または、同ページの
「リコール届出情報一覧」をご参照ください。

リコール届出情報一覧

国土交通省のサイトの
この「リコール届出情報一覧」のページでは、
平成13年以降のリコール情報が
月別で一覧になって表示されています。

▼こんな感じで…

リコール5※国土交通省HP参照

なので、対象車のリコール情報が、
いつ頃 公表されたのかを覚えているなら
こちらのページから調べる方が
早いかもしれません。

対象車のホームページに問い合わせ

メーカー(ディーラー)のホームページに
問い合わせしてみると、
基本的には、サイトに情報が載っています。

輸入車(外車)に関しては、
特にコアなメーカーだと英語などの
外国語になっているかもしれませんが、
今は翻訳技術も発展しているので、
ホームページからでも情報にたどり着けます。

リコールを長い間
放置しないことが大切!

少なくとも自動車に乗っていれば
車検は2年に1回行わなければならないので、
リコール通知に気付かなくても
2年に1回は気付けるはずです。

現にそのタイミングで気付く人も多いようです。

ただ、「どうせ車検だしいいやー」ではなく
安全のためにできれば、
放置しないで修理に出してくださいね。

無償ですし。

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以上、

参考になれば幸いです。
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