散水車(撒水車)種類や特徴、必要免許や資格は
2016/05/31
散水車(撒水車)の種類や特徴/
必要免許や資格は?
散水車はあまり皆様は
馴染みがないかもしれません。
撒水車(さっすいしゃ)とも呼ばれていて、
見た目はタンクローリーに似ている
外見をしていますが、その特徴は…
散水車(撒水車)の特徴
散水車は水を入れる
大きなタンクを背負っており
見た目はタンクローリーと似ています。
主に
■路面の清掃
■道路に植えられている
街路樹の保守(緑化の為の散水)
■トンネルの清掃
■凍結防止の為の散水
などの役割を担っています。
事故のあとで路面が汚れてしまえば
清掃に出陣しています。
高速道路の脇にある植物に
水を与えているのは
散水車だったということは
意外とあまり知られていません。
また、ネクスコ東日本では
東北はもちろんのこと北海道まで駆けつけ
路面に凍結防止剤を散布する
作業をしているのもこの散水車なんですね!
事故を減らす為の欠かせない仕事で
日夜先回りして皆様の安全を守っています。
その他には
工事現場での砂埃防止をするために
使用されていることもありましたが、
最近では道路が舗装され、
綺麗になってきているので
この為に使用頻度は少なくなってきています。
最近では温暖化での気温の上昇があるため、
打ち水目的で散水車が
使用されることもあります。
散水車の多くは2t、4tが主流で、
2000~4000リットルの水を積載できます。
希に 8tや 10tの散水車もあるようですが
レアですね。
散水車(撒水車)の種類
散水車には2種類あり、
下から放水するタイプのモノ
(画像はこちら)(画像はこちら)
ホースがついていて
ホースでも放水できるタイプのもの
(画像はこちら)(画像はこちら)
散水車(撒水車)の必要免許
見た目がごついので特殊な免許が
必要そうに見えますが散水車は普通免許、
もしくはトラックの免許のみで
運転が可能な車です。
タンクの大きさによって違いますが、
現行の普通免許と旧普通免許で
内容が変わります。
旧免許の場合、
(2007年6月1日以前に
普通免許を取得した場合)
○タンク容量
2,000L→旧普通免許(8t限定免許)
3,000L→旧普通免許(8t限定免許)
4,000L→旧普通免許(8t限定免許)
8,000L→旧大型免許
10,000L→旧大型免許
現行普通免許
○タンク容量
2,000L→普通免許
3,000L→普通免許
4,000L→中型免許
8,000L→大型免許
10,000L→大型免許
となっています。
4000リットルの散水車を運転するときのみ
内容が変わると思えば解りやすいですね。
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以上、ご参考になれば幸いです。